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電撃的な発表で業界を震撼させたSPEED解散に纏わる舞台裏事情

▼SPEED電撃解散の舞台裏

「もっと将来を考える時間が欲しかった」
これが島袋寛子が語った解散の理由である。頂月5日、中高生を中心とした若者に庄 倒的な人気を誇るアイドルグルーブ・SPEED解散のニュースが発表された。そのあま りにも唐突な決定は、ファンばかりかマスコミにも大きな衝撃を与え、朝日や読売といっ た一般紙やNHKまでがこのニュースを報じたほどだ。

周知のように、解散の直接のきっかけは『フォーカス』がスクープしたSPEED最 年少のポーカル・島袋寛子の男性問題。島袋は3年間にわたって元ジャニーズジュニアの 高橋直気と交際しており、この交際に反対した所属事務所と対立した島袋が「事務所を辞 めて、高橋と沖縄で暮らす」と言い出したのだ。
「島袋は他のメンバーとマンションで共同生活をしてた頃から、わずかな暇を見つけては 高橋の家に泊まってたほど一途に惚れ込んでたからね。全国のドームツアーが終わる年末 以降の島袋のスケジュールは真っ白だし、休養と称して本当に引退して沖縄に帰ってしま う可能性は高い」(スポーツ紙芸能記者)

SPEEDの所属するライジングプロが開いた記者会見には百人を越す記者が詰めか け、社長の平哲夫は来年3月での解散を正式に発表。「解散は1年前から話し合っていた 事で、メンバーがそれぞれの道を歩むため」と、その解散理由についてはキレイ事に終始 したものの、高橋との交際については、島袋が「大事な人です」と、認めたのだ。
「この二人の交際は『フォーカス』が発売される3週間以上前から『フライデー』もマー クしてたからね。ただ、『フォーカス』の記事では同棲現場を目撃した記述はなく島袋と 高橋のツーショットすら撮っていないのに、交際についてはかなり詳しく、断定的に書か れていたのは不思議だよ。これはよほど確かなスジからのリークがあったんだろうね」 (女性誌芸能記者)

当初、「確かなスジ」というのはライジングプロ自身で、『フォーカス』の記事は『フ ライデー』の取材に先手を打ったものではないかといわれていたが、この記者会見後、平 哲夫社長は親しい芸能記者に対して、顔を真っ赤にして仕掛け説を否定したという。
そう、ライジングプロにとっても、今回の電撃発表は予定外の事態だったのである。
「実は、ライジングとしてはSPEEDの解散発表は10月15日に行う予定だったんです。 事実、この情報がマスコミに出回った時点では、平社長はニューョーク(ラスペガス説も あり)にいたほどで、まさに寝耳に水だった。それが、どこからか解散情報が漏れてし まったため、CMクライアントヘの根回しなど予定していたスケジュールを大幅に修正す るハメになって、エラい見幕でしたよ」(前出・スポーツ紙芸能記者)

平社長が怒ったのも当然だろう。この情報がリークされたことにより、島袋の処遇も徴 妙になってしまったからである。ライジングプロと親しい芸能プロ問係者が話す。
「解散はある程度決定していたのは確かだが、この時点ではまだ島袋が撤回する可能性 もあったんだ。島袋はSPEEDへの未練はタップリで引退に関して揺れていたからね。
平も、最悪、解散発表までに島袋と高橋の交際間題をきっちり解決してソロ活動へ移行さ せようという目算だった。ところが、その説得の真っ最中に解散がスッパ抜かれたせい で、島袋が態度を硬化させてしまったんだ」
この解散情報をリークしたのはライジングとは盟友関係にあるバーニングとの説もある が、実は、こうしたドタバタが証明するように、今回の解散発表に至るまでの間、島袋と ライジングプロの間では、「男」と「解散」を巡ってさまざまな「駆け引き」が水面下で 行われていたのである。

▼島袋寛子と商橋直気の交際

島袋と高橋が交際を始めたのは3年ほど前の事。ところが最近になってこの関係が事務 所に発覚し、平社長が事情を聞こうと二人との話し合いをセッティングしたのだが、高橋 はこれをスッポかしてしまった。激怒した平社長は高橋をクビにするが、島袋が「私だけ クビにならないのはおかしい」と反発した事から話がこじれ、引退宣言にまで発展した −。

これが、今回の解散の真相として報じられている話である。だが、事実はこうした報道 とはいささか異なっているようなのだ。まずライジングプロに詳しいスポーツ紙芸能記者 がこう語る。
「ライジングが島袋と高橋の交際を知ったのは最近の事じやない。少なくとも一年以上前 からふたりの関係を知ってたはずだよ。だいたい、ジャニーズジュニアをクビになった高 橋をわざわざ系列の事務所で抱えたのも、島袋との関係があったからだしね。自分たちの 監視下に置いておけば、いくらでも対処のしようはあるからね」
高橋はライジングと契約していたわけではなく、ライジング系列の『ミューズ』という 事務所の預かりになっていたのだが、これは要するに体のいい「飼い殺し」である。実 際、高橋はほとんど仕事らしい仕事は回してもらえなかったにもかかわらず、事務所がマ ンションや生活費、小遣い銭まで面倒を見ていたという。

そもそも、高橋がジャニーズジュニアをクビになったのは喫煙や飲酒、女遊ぴといった 素行不良が原因といわれているのだが、実は、この島袋との交際じたいも大きく影響し ているというのだ。
「ジャニーズ事務所が高橋と島袋の交際を知ったのは、ライジングがDA PUMPの売 り出しの真っ最中で、ジャニーズがメディアに圧力をかけて潰しにかかっていた時期だか らね。真っ先に潰すべき商売敵の売れっ子タレントとの交際が事務所の怒りを買って高橋 はクピになった」(前出・女性誌芸能記者)

今時バカバカしい話にも聞こえるが、ジャ二−喜多川はジュニアのスキャンダルには特 に冷酷で、多少人気があってもアッサリ切り捨ててしまう人物である。もともレ」素行に間題のあった高橋を見捨てたとしても何ら不思議ではない。
これに対して、島袋はすでにSPEEDの一員としてヒット曲を連発する売れっ子であ り、タレントとしての価値は高橋とは比べものにならないほど高いものになっていたQそのため、ライジングは島袋のスキャンダル発覚を防ぐ意味もあって高橋の面倒を見るハメになったのだ。つまり、ライジングは、島袋と高橋の交際じたいについては事実上認めていたのである。

ところが、この一件が逆に島袋に事務所ヘの不信感を抱かせる結果にもなったのだ。
「今回の騒動で『なぜ彼だけがクピになって私は大丈夫なの』って島袋の言葉が報じられ たけど、あれはこの時の言葉なんだ。よその事務所の事とはいえ、納得できなかったんだ ろうねし(前出・スポーツ紙芸能記者)

では、なぜライジングはここにきて唐突にふたりの関係を清算させようとしたのか。前 出のスポーツ紙記者が続ける。
「島袋があまりに一途に高橋にノメり込んでしまい、このままでは仕事に支障が出かねな い状況だったんだ。一部では島袋が妊娠したなんて話も流れたほどで、写真誌の張り込み も始まってたからね。平社長もさすがにマズイと思ったんだろう。島袋と高橋に因果を含 めて別れるように持ちかけたんだ」

しかし、この説得は島袋にとってまったくの逆効果となってしまったのだ。というの も、この時、ライジングは上原多香子や今井絵理子の異性との交際については半ば黙認し ていたからである。島袋にとっては「なんで私だけ」といった思いが強かったはずだ。 この時点で島袋の気持ちはより頑なになっており、もはや平社長やメンバーの説得にも 聞く耳を持たなかったという。このため平社長は解散を決断せざるを得なかったのだ。

ところが、高橋が平社長との話し合いをスッポかしたことが、ますます話を混乱させて しまう。怒った平社長が高橋をクビにしたといわれているのだが、ライジングは高橋を完 全に切り捨ててしまったわけではないのだ。ライジングは、千葉の自宅に戻った高橋と、 いまでも密かに連絡を取り合っているというのだ。
「要するに『余計な事は喋るな』という事だよ。事務所をクビになったにもかかわらず、 高橋の出演しているクレアラシルのCMがいまだに続いているけど、一説には、この仕事 が寛予との『手切れ金』代わりだったともいわれてるからね。その一方で島袋にはソロ活 動を続けるよう説得を続けてるんだからライジングのヤリ方も凄いよ」(週刊誌芸能記著)
穿った見方をすれば、高橋のスッポかしも「予定通り」の行動だったととれなくもない が、いずれにせよ、ライジングが島袋と高橋の交際を本気で潰しにかかった事だけは間連 いないだろう。

ところが島袋はこうした背景を知ってか知らずか、いまだに高橋との結婚、引退を夢見 ているようで、解散発表後にあるワイドショ−のインタビューに答えた島袋の母親は「ふ たりを結婚させてやりたい」と語っているほどである。
いずれにせよ、マスコミ対策同様、ライジングのタレント管理に関する「豪腕」ぶりに は驚くばかりだが、人気絶頂だったSPEEDの解散にまで発展した島袋と高橋の交際を めぐる今回の騒動は、その強引な手法のッケが回ってキレた結果ともいえるのかもしれな い。

▼他のメンバーにも異性問題が

こうして、島袋の恋愛トラブルがSPEED解散の引き金を引いたわけだが、実は、S PEEDにおける「男」絡みのトラブルが起きたのは、何も島袋が初めてなわけではな い。実際、他のメンバーの異性間題はこれまで何度となく報じられており、先の解散会見 でも、新垣仁絵以外は堂々と「大切な人はいます」と答えている。
だが、ライジングはSPEEDの異性との交際を簡単に許していたわけではない。こう した交際が発覚する度に、SPEEDのメンバーたちと対立しながら間題を内々で「処 理」してきたのである。

島袋と並んで話題になった上原多香子とDA PUMPのISSAの半同棲において も、ライジングは、決して手放しで二人の交際を認めたわけではないのだ。
上原とISSAは映画の共演がきっかけで付き合いはじめたのだがご一人の交際を知っ た平社長は「沖縄に帰れ」と激昂し、マネージャーにガードを厳しく指示したという。
「SPEEDは一人ずつマネージャーが付いているわけじゃないんですが、この時の上原 にはマネージャーがベッタリ張り付いてましたからね。マンションの部屋まで送って来た 後、数時間は外で待機して様予を見てるんです。ガードというよりは監視といった方がい いですね」(写真誌記者)

ところが、上原はわずか数時間のデートのために、マネージャーが帰った後にマンショ ンを抜け出してISSAと会っていたのだ。しかも、共演した映画が公開された事で、事 務所としても無理やり別れさせるわけにもいかなくなり、渋々ながら結果的にふたりの仲 を認めざるを得なくなったのだ。
現在、上原は原宿にあるISSAの部屋と自分のマンションを、事務所の車で堂々と行 き来しているのだが、まさに粘り勝ちといえるだろう。が、実は、事務所が二人の交際を 認めた理由はもうひとつあるというのだ。
「上原はISSAとの半同棲を報じられた際に喫煙や飲酒癖までバラされているように、 グルーブの中では一番の遊び人なんだ。夜遊びも大好きで、ISSAと付き合う前は渋谷 や青山のクラブにもよく出没してたし、あるグラブではチーマー崩れの男にナンパされた あげくマワされたなんて噂も流れてるほど。事務所としては、下手に遊ぴ回られるくらい なら、目の行き届く同じ事務所の男の方がマシって計算もあったんだろうね」(前出・週 刊誌芸能記著)

一方、昨年、中学時代から付き合っていた同級生とのツーショット写真が写真誌に流出 した今井絵理子は、事務所に交際を潰されたことがあるという。今井はメンバーの中で最 初に男と付き合い始めたといわれているのだが、写真が出た時、事務所はふたりの交際を まったく把握していなかったのだ。
「あの写真は、今井の家族から流れたものが持ち込まれたんですが、事務所は男の事を知 らなかったようで相当慌ててましたよ。掲載されたのは爽やかな動物園デートのショット でしたが、他にもベッドでのかなりエグい写真なんかもあったそうですからね」(前出・ 写真誌記者)
今井から事情聴取したライジングはすぐさま手を打っている。この同級生にしかるべき 「挨拶」を行い、上原の時と同様に、今井のガードを厳重に強化してしまったのだ。
ただでさえ時間の少ない上に思うように会えなくなった今井は、この同級生とはしばら くしていったん別れてしまったという。
しかし、最近になってまたヨリを戻しているのだから、この同級生に対する今井の惚れ 込みようも相当なものだったようだ。
「以前はマンションに他のメンバーど住んでたけど、今は母親が沖縄から出て来て一緒に 暮らしてますからね。ガードも緩くなったようですし、親が一緒なだけに事務所も文句を 言えないようです」(前出・週刊誌芸能記者)

こうしたメンバーの相談に乗っているのがグルーブのまとめ役でもある最年長の新垣仁絵。解散会見では唯一、彼氏の存在を否定したが、これはライジングに対しても一貫して交際を秘密にしてきたためだという。
「新垣は仕事で知り合ったバックダンサーと付き合ってるんですが、実はこの男も高橋直 気と同じくライジング系列の事務所に所属してるんです。さすがに最年長だけあって、慎 重に行動していて、リハーサルなどの仕事現場以外では、めったにツーショットになりま せんよ」(レコード会社関係者)
もっとも解散発表後の報道で、この交際はバレてしまうのだが、ソロでの活動が「英語 やダンスの勉強」ということもあってか、現在のところライジング側も特に間題視してい ないという。

こうして見ると、SPEEDの少女たちはアイドルのイメージを保とうとする事務所と、 等身大の自分とのギャッブを、恋愛によって必死に埋めようとしていたようにも見える。 そして、この現実に耐え切れなくなったのが、最年少の島袋だったというわけである。

▼ライジングプロのタレント管理

こうしたライジングプロのタレント管理の弊害は、何もSPEEDに限った話ではな い。安室奈美恵の電撃的な「できちゃった結婚」はあまりにも有名だが、実は、安室の最 初の男性スキャンダルとして話題になったダンサーの川野陽之助との交際も、今回の島袋 のケースと酷似しているのだ。
「安室と付き合っていた川野は、もともと『元気が出るテレピ』のダンス甲子園なんか に出てたシロウトだった。ところがライジングは川野が安室と付き含っている事実を知る や、川野を口説き落として系列の事務所に入れてしまった。そうして川野のスケジュール を管理する一方、安室には仕事やレッスンをバンバン入れて会う時間を減らし、結局、破 局に追い込んだんだ」(前出・女性誌芸能記者)

島袋が逆ギレした一因として、時間が無くて高橋とデートできなかったとの理由が挙が っているが、安室は、まさにこの手口で巧妙に別れさせられてしまったのだ。
こうした経緯があったため、安室は事務所の妨害を恐れ、SAMとの交際を妊娠という 既成事実をつくる強硬手段で乗り切ったといわれているほどである。

芸能プロダクションにとって、こうしたタレントの恋愛間題は決して珍しい話ではな い。だが、ことライジングに限っていえば、その抱えるタレントの多くは、十代半ばにし て親元を離れ、単身上京している「子供」たちなのである。
現在は金銭間題からマキノ正幸の主催する沖縄アクターズスクールとは袂を分かってい るが、ライジングはスクールとは別に沖縄支社を設立し、相変わらず沖縄出身のタレント の卵を多く抱えている。
だが、実はこうしたタレント予備軍たちのほとんどは、デピュー前に事務所を辞める か、夢破れて沖縄に帰ってしまっているケースも多いのだ。
「最初は寮に住むんですが、ほとんどが中学生くらいの子供ですし、すぐホームシックに かかってしまうんです。しかも、デピュー前だとブライペートな生活にはほとんど事務所 もタッチしませんから、沖縄から来た予供たちはすぐに挫折するか、遊ぴに走ってしまう んですよ。特に優しくしてくれる男にはすぐになぴいてしまう傾向にありますね」(前 出・スポーツ紙芸能記者)

確かにライジングもそれなりの配慮を行ってはいる。学校への送り迎えに加え、マネー ジャーが宿題の面倒を見たり、父兄会に出席する事まであるという。
だが、ことブライペートに関しては、安室やSPEEDクラス以外は、ほとんどケアし 切れていないのは事実だろう。
中堅の芸能プロダクションに過ぎなかったライジングプロが現在のような大きな影響カ を持つに至ったのは、沖縄アクターズスクールから育った少女たちを巧みに売り出してき た結果である。
ところが、現実にスターの座を手に入れると、今度は平社長の「芸能界の論理」によっ てブライベートな面まで管理されてしまうのだ。

解散報道後、『週刊女性』にライジングプロ社長・平哲夫のインタピューが掲載された のだが、平社長はその中でメンバーの異性間題についてこう話している。
「彼女たちの恋愛については、保護者の了解のもと、常識的交際の範囲であればなんら問題はないでしょう。私どもは、そういったことは、ご両親におまかせしてるんです」
だが、現実には、中学生が男の家に入り浸るという交際を繰り返し、マスコミで間題に なれば、巧妙に別れさせるという、まったく逆の管理が行われているのである。
この年代の少女にとってみれば恋愛が何より優先するのは、ある意味当然の事である。 が、その一方でライジングにとってのタレントは、SPEEDや安室のようにデビューか らわずか数年で数百億円ともいわれる金を生み出す大切な「商品」なのである。
こうしたギャッブが、スターの座にいた安室を二十歳での早婚に走らせ、島袋に「事務 所を辞めて沖縄に帰る」と言わしめたのだ。
少なくとも、島袋寛子にとってライジングという事務所に束縛された芸能界は、500 万円ともいわれる月給やスターの座が約束されてもとどまりたくない、魅力なき世界だっ たということだろう。〈敬称略〉